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益子への旅の記録その1 旧陸羽街道

益子への道は、
途中まで高速道を走った後、国道294号線に入る。

この国道294号線、実は、旧陸羽街道(旧奥州街道)だったのだそう。
なんと、北は、福島県会津の強清水(こわしみず)から
南は、茨城県の取手まで続いている、と知って驚き~@@
(と思ったら、国道294号線の起点は、正しくは千葉県柏市 でした。
 さらに長い国道ですね。教えてくださったかっちさん、ありがとうございます)
 
どんな道かと思いきや、ほとんどが2車線のゆったりした道で
明るい山間(やまあい)をのんびり走る、かなり快適な道路だった。

いよいよ福島県と栃木県の県境にさしかかると・・・

境の明神が二社、建っていた。
こちらは、福島側の境の明神。
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陸奥側(福島県)
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境界。
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下野側(栃木県)
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栃木側の境の明神。
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それぞれ、
玉津島明神(国を守る女神)と住吉明神(外敵を防ぐ男神)が祭られている。

あの松尾芭蕉は、ここから陸奥に入り
弟子の曾良は、「卯の花を かざしに関の晴れ着かな」という歌を残しているそうな。

なんとも、不思議な気配の漂う県境だぁ。。
益子への旅の記録その1 旧陸羽街道_e0015964_21175145.jpg


そこからは、山も丘陵状になり
宿場だったような町並みを通り、またまた芭蕉が訪れたという黒羽を過ぎ
やがて、那珂川沿いの明るい道を行く。

四方を山で囲まれたわが町とは異なる景色を、興味深く眺めながら
益子の町に入る。

益子への道は、思いがけず歴史を感じる旅になったのでありました。

旅は楽しいね~^^

では、明日へ続く・・・(たぶん・・笑)。

by norikurorin | 2007-05-13 21:18 | 山、お出かけ,旅