またまた、このようなものを
このところ、漫画づいています。
今回も読んだ人からの強い勧めもあり、つい、借りてしまったのですが・・。
あ~、また、これがおもしろいのですよ~。ほんとに困ります。
どういうものかというと、それが、またまたこんなものでして。
「 百鬼夜行抄 」 (今 市子)
その名のとおり、妖魔・鬼などがたくさんでてくるのですが
全然怖くありません。
主人公は、妖しい者を見ることのできた作家の祖父を持つ、少年 「律」。
律もまた、目に見えぬものが見える。(そして、美少年である・・笑)
律は、それぞれの事情を持つ妖怪、鬼達の起こす出来事を、最終的には解決していきます。
妖魔ですから、人をあやめたりもするのですが
なんとも、それぞれのキャラクターが微笑ましく
怖いどころか、楽しくなってしまうという、優れものです。
特に、律を守る「青嵐」、手先となるトリの妖怪?「尾黒」と「尾白」あたりは
もう、ペットのようです(笑)。
妖しい話でありながら全体に漂う明るさは、作者の持つ力なのでしょうね~。
最近、陰陽師、源氏物語、そしてこの百鬼夜行と
この手の話が続きましたが、決して私は妖しいものではありません(笑)。
さて、寝る前にひと読みして、いざ、夢の世界へ♪
(幸い、今夜は風、吹いていません・・笑)
by norikurorin | 2006-04-05 23:42 | 映画・本・テレビ番組