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またまた、このようなものを

このところ、漫画づいています。

今回も読んだ人からの強い勧めもあり、つい、借りてしまったのですが・・。

あ~、また、これがおもしろいのですよ~。ほんとに困ります。

どういうものかというと、それが、またまたこんなものでして。
またまた、このようなものを_e0015964_23144092.jpg

「 百鬼夜行抄 」 (今 市子)

その名のとおり、妖魔・鬼などがたくさんでてくるのですが
全然怖くありません。
主人公は、妖しい者を見ることのできた作家の祖父を持つ、少年 「律」。
律もまた、目に見えぬものが見える。(そして、美少年である・・笑)

律は、それぞれの事情を持つ妖怪、鬼達の起こす出来事を、最終的には解決していきます。

妖魔ですから、人をあやめたりもするのですが
なんとも、それぞれのキャラクターが微笑ましく
怖いどころか、楽しくなってしまうという、優れものです。

特に、律を守る「青嵐」、手先となるトリの妖怪?「尾黒」と「尾白」あたりは
もう、ペットのようです(笑)。

妖しい話でありながら全体に漂う明るさは、作者の持つ力なのでしょうね~。

最近、陰陽師、源氏物語、そしてこの百鬼夜行と
この手の話が続きましたが、決して私は妖しいものではありません(笑)。

さて、寝る前にひと読みして、いざ、夢の世界へ♪
(幸い、今夜は風、吹いていません・・笑)

by norikurorin | 2006-04-05 23:42 | 映画・本・テレビ番組